第655回 アセチルコリンと幌馬車物

誰もがぼくらを、ここここきおろそうとする。ぼくらの世代の話だ。ぼくらがブログを書き散らすからといふ理由で。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

今年一発目のロックバンド活動は昨日、お馴染み神田SHOJIMARUのイベント出演でした。ビートルス、ストーンズ、ジミヘン、RCなど、例によつてロックの教科書とでもいふやうなラインナップでお楽しみいただけたかと存じます。関係者の皆様ありがたうござゐました。

さて私共がいつも古い音楽を好んでカバーするのには理由があります。過去のすばらしい財産とでもいふべき芸術をもつと多くの人に味わつていただきたいのです。かういつたものは黙つてゐても自然に世間に広まるものだと思つたらさうではないのです。伝へるべき担ひ手がしかるべき方法で広めていかねばならない。自分のやりたいことだけをひたすらぶつけ続けるだけではいけないと思ふのです。

ビジネス現場でも、コミュニケーションの目的を考へてみませう。誰が誰に何をどう伝へるべきなのか。自分の思ひや考へを表明することも大事でせうが、それだけではないはずです。

<今日の本歌>
ザ・フー『マイ・ジェネレーション』

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