第635回 バッソ・コンティヌオと自己組織化写像

ブログのひかりさしいでて 四方に輝く今朝のそら 君がみかげに比えつつ 仰ぎ見るこそ尊とけれ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

大晦日から一夜が明け元日を迎へる時、一年といふ区切りに思ひを新たにする一方、日付がいつものやうに一つ変はつただけと捉へてそこに特別な意味を持たせまいといふ意識もあります。

刻々と変化を求めていく意気と、常に不動の心を保ち続ける精神。音楽で言へば、曲全体を俯瞰しながらも楽章を分けフレーズを区切り小節を隔て一音を際立たせます。

同じやうにIT現場でも、一つのプロジェクトを動かすとき、全体像を一本のビジョンで捉えながらも、スコープを区切りを立てフェーズを分けシステムを設計していきます。ものごとをバラバラに分節する見方と、全体を一つのつながつた連続体と捉える感覚です。これすなはちホロニックを意識するといふことです。

<今日の本歌>
千家尊福『一月一日』

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