第582回 裴李崗文化とローレンツ変換
誰かブログの人がほしくならないか? 誰かブログの人が必要じゃないか? 誰かブログの人を愛さないのか? 誰かブログの人を探した方がいい。こんにちは、大島雅己です。
古典というのは長い時間をかけて何度も繰り返し鑑賞されているもので、それだけ人々から愛される要素を持っているということですね。これはなにも何百年も昔のものに限る話ではなく、60、70年代あたりのロックやジャズの名曲群などは私にとってもはや古典と呼ぶべき風格やたたずまいを備えています。先日のポール・マッカートニーの来日公演でもそれをひしひしと感じました。
「ものごとは常に変化していくべし」というスローガンを掲げている一方で、「変わらず繰り返される美徳」というものも実は必要だと思っております。つまり、一定の高品質なサービスをいつでもどこでも誰にでも提供できるというスキルです。変わりつつもあり変わらなくもあり、それがプロの条件の一つだと思うのです。
IT現場では、技術の潮流も顧客の関心も組織の方針も、あらゆるものが常にめまぐるしく変わっていきますが、そういう中でも常に変わらず一定であり続けるべきものがあるはずです。例えば将来に向けたビジョンとか、情報システムの本当のミッションとか、サービスの根幹にある狙いなど。それをいつでも同じように語ることができなければいけませんね。
<今日の本歌>
ジェファーソン・エアプレイン『サムバディ・トゥ・ラブ』