第248回 ラフコンセンサスと四原因説

いまや古くなって消滅しつつあるわれわれの原体験につながるブログはどこまでさかのぼれるかというと、だいたい室町時代ぐらいまでさかのぼれるというのがこれまでの研究の常識になっています。こんにちは、大島雅己です。

IT部門の担当者として、いろいろな利用者と仕事をしてきて、様々なシステム業務を手掛けてきましたが、仕事がやりやすいのは何といっても「意志のある人」です。自分が作りたいシステム、あるいは直したいシステムのゴールがはっきり見えている人です。それが上司に言われたものをそのまま引きずっているのでなく、思い付きで軽々しく言っているのでもなく、本当に自分の意志でこうしたいというビジョンを持っている人。

内容がおかしくてもいいのです。それは議論していけばよい話です。やりたいことがはっきりしていれば、こちらから違う提案もできますし、細かい部分は後回しにして骨格を決めていくことができます。

困るのは意志があやふやでやりたいことがよくわからず意見がころころ変わる人です。こういう人はシステム屋泣かせです。近づかないようにしています。

意志が決まっていると音楽や芸術の創作でも進めやすいはずです。ゴールのイメージが見えているので、あとは実現するためのプロセスを考えればいいからです。途中でやりたいことがわからなくなるような愚に陥らずにすむからです。

<今日の本歌>
網野善彦「日本の歴史をよみなおす」

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