第632回 シルヴェスター行列とソナタ形式

ブララブララブロブログ ブララブララブロブログ ブララブララブロブログ この世はブログのためにある。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

演奏の最初の一音と同じぐらい重要なのが、最後の終わらせ方です。エンディング。終焉。終結部。コーダ。アウトロ。構造体、生命体としてのその音楽が、どのような形でその世界を完結させるのか。つまりこれも、キワであり、ヘリであり、境界線なのです。

聴衆は、曲の出だしを聴いてその印象をとらえ、最後を聴いて全体像を認識します。その間の部分で多少の失敗やミスがあろうと、キワの印象で全体を把握するのです。レコーディングの場合はフェイドアウトなどで逃げることもできますが、ライブ演奏では最後の一音に全神経を注ぐべきなのです。

IT現場でも、「最初」は誰でも気にするのに、「最後」のことは忘れられがちです。この情報システムの最期はどうなるのか、終わりはいつなのか。システムにだって終活はあるべきなのです。

<今日の本歌>
山本リンダ『狙いうち』

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