第1629回 よかちょろと普遍論争

焼酎の冷たい熱さ喉に沁み。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

アガサ・クリスティの『ねじれた家』をネットフリックスの映画で観ました。この中のとあるシーンで出てくる「人は知ってることに気づかない」というセリフにびくりとしました。

知っているのに、そのことに気がつかないとはどういうことか。

目に入っているけれど見えていないということがあります。耳に入っているのに聴いていないということもあります。それと同じ伝で行けば、意識しているのに理解していない、あるいは、知覚しているのに消化していない、もしくは着信しているのに把握していない、とでもいう状態でしょうか。

そう言われてみれば思い当たることが日常的に頻発しているような気がしてきました。自分が何をわかっているのかを整理する必要がありそうです。

(A面へ)

<今日の一唱>
アガサ・クリスティ『ねじれた家』

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