第1465回 ルートプレーニングと獲得被膜

春驟雨寒も時短も戻りくる。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

本日は歯医者の定期健診でした。だいたい三カ月おきぐらいに診てもらっていて、主に歯垢除去などクリーニングをお願いしているのです。たいして痛いものではないとはいえ、口をあんぐりと開けてガリガリと歯をやられるのはつらいもので、毎回「今後はもっと普段から歯のケアに注力して、歯垢が溜まらないようにすべし」と決意するのですが、どんなに気をつけても三カ月も経つとどうしても汚れるものらしいのです。ということはつまり個人の歯磨きでは限界があるわけです。とすると普段の歯磨きはどの程度がんばればよいのか。

そしてもう一つ気づいたのですが、歯をクリーニングした結果、歯の隙間は風通しがよくなり、これからまた汚れが入り込む余地が広がったことになります。掃除をしたことによって汚れやすくなるということです。一見、禅問答のように聞こえますが気のせいで、高いところに登れば下に落ちる可能性が大きくなるのと同様、きれいになればなるほどこれから汚くなるポテンシャルが高まるという当たり前のことを今更ながら再確認したのでした。

そういえば畑正憲氏は虫歯になってもただひたすらに我慢を続けて歯が崩壊していくのに黙って耐えたといいます。それでも元気に活躍できるということは、自然に任せるというのも一つの手なのでしょうか。

(A面へ)

<今日の一唱>
畑正憲『ムツゴロウのため息』

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