第1141回 小返しとトリナボール

企(つまだ)つ者は立たず、跨ぐ者は行かず(老子)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

健康診断が近いからといって俄かにダイエットをしたり強壮剤を飲んだりするのは詮無いことです。診断でいい結果を出すこと自体に意味があるのなら別ですが、そんなことはないはずだからです。日頃の健康状況を客観的に数値化することが目的なのですから、普段通りに過ごしていなければ意味がありません。もしかしたら、発覚されるべきものが却って見過ごされてしまうかもしれないのです。

実力テストとか習い事に臨む姿勢についても同じことで、本番の直前になって猛勉強したり猛練習することは実力が客観的に判断されにくくなってむしろ逆効果なのです。ふだんさぼっているのならそのさぼっている状況が実力にどう表れるのかを測ることで次に生かすべきでしょう。

一時的な虚勢で一時的に得をしてもあくまで一時的なのだから、長い時間軸で見ればナンセンスです。もっとも、そもそもどこに向かっているのかの問題なのですが。

(A面へ)

<今日の一唱>
『老子』

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