第1006回 カタルーニャ民族主義とタブロイド思考

春の七草の新たな覚え方。せり出すな、誇張・アジビラ・離れ技、すぐに指示しろ、凝れよそそくさ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

ものごとに徹底的に集中する状態は、よいことなのか悪いことなのか。徹底とか集中ときくとよいことに決まつてゐるやうに思へますが、度を越せば、頑固、頑迷、固執、意固地、固定観念、視野狭窄などの領域に入つてしまひさうで、さうなると単純に褒められたものではなくなります。こだはりの一品などといふと好印象ですが、こだはるとは拘泥することで、どうでもよい些事に囚はれる意味ですから、あまり勧められるものではなささうです。根を詰めては体に毒だとも言ひますし、深みに嵌り過ぎて周りが見えなくなつては却つて逆効果となることもあるでせう。

とすれば主観に溺れ過ぎることなく客観性を維持しながら集中力を持続させることが必要になつてくるわけです。凝り出せばキリがない。どこかでキリを見出すことが重要です。

IT現場でもキリを見失ふと大変なことになります。システムは手間カネ暇をかければ規模も予算も体制もいくらでも膨れ上がります。どこがしかるべきキリなのかを最初に見立てておかなくてはなりません。

(A面へ)

<今日の一唱>
四辻善成『河海抄』春の七草

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