第1005回 シンボリック相互作用とイベント駆動

「ニガにニガと言はれたら、どういふつもりでニガと言つたのかはわかる」(ジョー・イデ『IQ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

役割分担について考へてみます。まず最初に役が存在するとします。役割A、役割B、役割C。これらに対して、人を割り当てる。Aには甲氏を、Bには乙氏を、Cには丙氏を。場合によつては一つの役に複数人を当てることもあるでせう。このケースで重要なのは、最初に必要充分な役割を明確にすることです。それを誰がどう仕切るのか。また、途中で新しい役割が必要になつたり、逆に不要なものが発生することも考へられます。役割の性質が変わることもあるかもしれません。その時にどうするのか。

では観点を変へて、最初に人が決まつてゐるとして、そこに役割の方を配分してみます。甲乙丙の三氏が集まつて何かをすることにし、タスクが発生したら誰かが引き受ける。得意な人、手が空いてゐる人、順番やクジなどで適宜割り振つてゆく。この場合は、割り振るルールをどうするかが問題になりさうです。割り振るための役割も必要かもしれませんが、ではその役をどう決めるのかも課題です。

いずれの場合にしても全体を統括する機能が必要になります。一人ですべてをこなすのでない限り役割分担には基盤となるルールがなければなりません。

IT現場でも役割分担は極めて重要なタスクですが、それを誰がどういふ基準で行ふかが最初の大きなポイントです。

(A面へ)

<今日の一唱>
ジョー・イデ『IQ』

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