第976回 バイラテラリズムと制動輻射

辺りにツールがなあれかし、道々雑談を致いて参らうものを。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

ものが一つだけある状態では、それ以上の進展も変化も起こりえませんが、ここにもう一つ何かが加はれば何らかのドラマが展開します。二つのものが干渉して影響して反応し、ぶつかる、くつつく、反発する、吸収する、捕食する、融合するなど、新たな局面に進むはづです。見た目に何も起こらないとしても、互ひに干渉し合はないといふ関係性を保つてゐるのであり、関係性が生じてゐる以上は一つの構造体を作つたことになります。関係は構造なり。

さらにそこへ別の要素が加はらうものなら世界は三次元となり立体化します。もはや宇宙的展開であり革命的転回と言へます。事態は如何様にも発展し得る可能性を持つでせう。

自分一人で考へることにはすぐに限界がやつて来ますが、誰かと議論することで話は構造化され進化を起こします。そして第三者が介入することで完全に独立した生命を帶び、一人歩きを始めるでせう。

IT現場でもひとりであれこれ頑張つてばかりゐてはすぐに行き詰まります。話を聞いてくれる相手に愚痴を言ふだけでも新たな発見があるものです。

(A面へ)

<今日の本歌>
狂言『松楪』

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