第939回 カロカガティアと構造化定理

第939回 カロカガティアと構造化定理

首里杜げらへてげらへたる清らや上下の世揃えるぶろぐ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

美とは一体何でせうか。その命題を追求するのが美学だとしたら是非とも一から学びたい。美しいとはどういふことか。人は何故美しいものに惹かれるのか。美は人に何を与へるのか。無生物にも美があるのは何故か。美の評価が人によつて異なるのは何故か。

かういふ形而上学的な概念は日常生活やビジネスにとつてあまり意味がないといふ考へ方もあるかもしれません。実体のない、観念的なことばかりにかまけてゐても実生活に何にも役立たない、そんなことより現実を見つめ、読み書き計算を学び、手足を動かして仕事を進め、少しでも生活をよくするべく努めるべきだらう、と。

しかし、美とは単なる形而上的な概念ではなく、人の創造的な活動のために必要なもので、より自由で平和で安全な生活を送るためのものです。美しい芸術作品によつて感性を高め、美しい建造物に魂を込め、美しい自然に神秘を感じ、自らも美しい存在であらうとして研鑽するのです。

IT現場でも美を追求すべきです。すぐれたIT戦略には美がありますし、すぐれたシステム方針にも美があります。すぐれたIT設計思想にも、すぐれたプログラムにも美があります。逆に言へば、美しさを追求する姿勢がすぐれたITに繋がります。

(A面へ)

<今日の本歌>
琉球歌謡『おもろさうし』

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