第853回 理論ミニマムと潜函工法

ログを1本上げたこともないくせに、といふのはライター仕事に不馴れな人に使はれる。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

実際にはブログとライター仕事とはあまり関係ないかもしれませんが、自分でじつくりと書いたものを公の目に晒すといふ意味ではブログが適してゐると思ふのです。そして、細工仕事の場合はいちばん単純な作業が楊枝作りに喩へられたといふわけですが、どんな分野でもこのやうにまづ手始めにできるものがあるはずです。

音楽の場合は、歌を奏でることでせうか。声が出る出ないに関はらず、上手い下手もどうでもよくて、自分なりの音楽を持つてそれを表現したいといふ歌心がなければ何の楽器をやつても大成は無理です。いきなりピアノの超絶技巧に挑戦して脚光を浴びたいとか一攫千金を狙つて売れ線の曲を作るとかモテたいために取り合へずバンドを作つて学園祭に出やうなどといふ間違つたアプローチを取らないことです。

IT現場で言へばコード1行書いたこともないのにアプリ開発の評論をするやうなものでせうか。せめて基礎の基礎にあたる部分についての最低限の知識は知つておきたいものです。

(A面へ)

<今日の本歌>
小関智弘『春は鉄までが匂った』

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