第825回 ウロボロスと旋風葉

とぐろを巻いてゐるのは時間だ。ブログではない。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

とぐろもスパイラルの変形バージョンと言へませう。停滞してゐるやうに見えてもその中を何かが流れ続けてゐれば淀むことなく変化し続けるはずです。日々の生活も同じことを繰り返してゐるやうであつても少しずつ変はりながらぐるぐると回つてをり、まさにとぐろを巻きながら進化を続けるのです。

時間軸は直線ではなく渦巻き状に上昇してゆくのであり、その中で私たちはいつか見たやうな景色と定期的に出会ふけれどもよく見ればその角度や相貌は微妙に違つてゐます。この時間の流れにうまく乗ることが重要であるといふのが弊社の考へです。

IT現場では技術やトレンドが目眩くやうに変化してゐるかに見えますが、それは方法や手段が変わつてゐるのであり、実現したい目的や人間の欲望といふものはさほど変わつてゐないと思はれます。快楽を得たい、あるいは不快を解消したい、そのどちらかに尽きるはずで、快楽や不快の中身については同じところをぐるぐる回つてゐるのではないでせうか。

(A面へ)

<今日の本歌>
梨木香歩『f植物園の巣穴』

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