第1074回 大衆の反逆とシックス・シグマ

くさかげの名もなき花の名をいひし初めのひとの心をぞ思ふこんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

誰が何をどこで見ているかわかりません。いいことだろうと悪いことだろうと、黙ってこっそりやっているつもりでもどこかで必ず人の目に耳に入るような気がします。いや実際にはどうだかわかりませんが、少なくともそういう心構えでいたほうがよいでしょう。

言わぬは腹膨れるわざなりとも言いますし、頭の中でもやもやしたり心の中で悶々としているのはよくありません。言いたいことははっきり言うべきだし、言わないのならグズグズ引きずらずにスパッと忘れなければ余計悪い結果につながりそうです。誰も言わないから遠慮して黙っているとか、こんなこと言ったら変に思われそうだから、あるいは嫌われそうだから付和雷同を決め込むというのは最も避けたいスタイルです。

誰も言わないからこそ自分が言わなければならないはずだし、十把一絡げで流されるより変に思われで頭角を現すほうがよほど素晴らしいではありませんか。

(A面へ)

<今日の一唱>
伊東静雄の短歌

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