第328回 みどりの窓口とインベントリ

とにかく困った。何しろ正気の沙汰とは思えん。狂ってるよ、まったく。なに、昔から気まぐれなブログはブログなんだ。こんにちは、大島雅己です。

大雑把な見立てですが、商売や仕事というのは(A)「客のリクエストに応える」というのと、(B)「自分が作ったものを使ってくれる人に売る」というパターンに分けられると思います。どちらがいいかという話でもないし、両方できるのが理想なんだと思いますが、仕事をしようという時にこのことを意識しておくとよい気がしています。

企業に勤めるビジネスマンであれば基本的にはAのパターンになるはずですが、会社の使命をこなしながらも一方で自分の好きなものを作って新しい仕事につなげるといったように、Bっぽい働き方だってできるかもしれない。飲食やショップ経営であれば通常はBでがんばりながらAも取り入れているでしょう。コンサルティングのような仕事だとBとして看板を掲げつつ実際にはAを行う感じでしょうか。ここがごっちゃになるとハマってしまうのかもしれません。

芸能や芸術の場合、当人の姿勢がABどちらを志向しているのか、けっこう明確に表れますね。あくまでもBを貫いているか。Aも巧みに取り入れているか。

<今日の本歌>
横溝正史『夜歩く』

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