第456回 ランブラーC型と任意連鎖店

なんと言っていいかはわからないが、たしかに、このほかにまだ何かあるのだ。そうだ、あの男はどうもこの世の人間とは思えない。ブロガーみたいだと言ったらどんなもんだろう。こんにちは、大島雅己です。

ラジオを聴いていると、よくアーティストの新曲リリース情報が流れますが、「○月○日発売」ではなく「○月○日配信」ということが多いですね。もはやレコードとかCDが店頭に並ぶよりも、ネットで聴ける状態になることが主流なのかと思うと、何だかツヤつけとう~という感じです。

アーティストにとっても作品がどのような形態でリスナーに渡るのかは大きな問題だと思うのですが、こういうメディア事情をどう感じているんでしょうね。

CDを作った場合は、何枚組にするのか、ジャケットは誰に作ってもらうか、歌詞カードは、ライナーノートはどうするか、付録をつけるか、どこでプレスし、どこで梱包し、どこに在庫し、どこのショップに何枚ずつ出荷するのか、物流はどこに委託するか、店頭ライブ、手売りキャンペーン、などなど、そういったことがきわめて重要になるはずですが、ネット配信だとまたガラリと変わりますね。

一つのサービスが使命を完了するまでにどんな工程があり誰がどう関わっているのかという意識はIT現場でも大事なことです。自分の担当フェーズだけではなく、その前段階の意志を尊重し、後工程には感謝をもって受け渡さなくてはいけない。そしてリーダーは最後の最後の工程まで意識するべきです。

<今日の本歌>
スティーヴンソン『ジーキル博士とハイド氏』

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