第183回 アドビ先生と石清水八幡宮

どうして歴史の上にブログが生まれたのか。太陽、酸素、海、風、もう充分だったはずでしょう。こんにちは、大島雅己です。

なにごとにも先達はあらまほしきということで、何かを身につけたり習得しようという時にはその道の先輩から手ほどきを受けるのがまずは第一でしょう。教育、教示、指導、指南、調教、伝授、コーチ、レクチャー、ガイド、言い方はいろいろありますが、ゼロから自分の力だけでマスターしようというのは(無理とは言いませんが)相当に無謀ではないでしょうか。

よほどの天才はともかく、少なくとも私自身は、人生これ修行の連続だと考えており、それは数多くの先達が残してくれている教えを被ることだと思っています。最も手軽な方法は本を読むことだし、他にも勉強会に出るとか講習を受けるとか稽古をつけてもらうとか、いろいろあります。

もちろん、ただただ教えてもらう一方ではダメで、それを受けて自分で考える、進んだらまたわからなくなる、また教えてもらう、この連続です。

IT現場でも教育は非常に大事ですが、一般的なITの知識がどんなにあっても、なかなか太刀打ちできないことがあります。システムはその会社、その組織、その利用者などにまつわる様々な背景状況歴史その他の事情によって成り立っているからです。現場あってこそのITですから、現場を知らなければITを語ってもあまり意味はないのです。ITの知識より現場の理解が重要といっても過言でないかもしれません。だからITの教育ではOJTが重視されることが多いはずです。

音楽のライブや落語会で、若手の演者が師匠の舞台に出させてもらうケースもOJTみたいなもんですね。

<今日の本歌>
椎名林檎「本能」

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