第126回 いて座Aと機関委任事務
ブログっちゅーのは登山といっしょや。アカンと思ったら即引き返す勇気が必要やねん。こんにちは、大島雅己です。
投資の世界では、卵を一つのカゴに盛るべからずなどと言われますね。リスクを一か所に集中させるのではなく、いくつかに分散しておくべしと。ITの現場でも集中と分散の議論は馴染みのものです。
似たようなデータはバラバラに持つのでなく一局にまとめることで管理コストを減らし変更の即時性を担保するか。欠損や攻撃のトラブルに備えて分散させて保持するか。
どちらが正しいかというと、何を一番重視するかによって答は変わります。何よりもリスク管理が大事だというなら、分散させなければならないでしょう。あるいは、データが消えても何とかなるが維持する手間を何とかしたい、というのであれば一元管理すべきでしょう。
スキゾかパラノか。中央か周辺か。集権か分権か。汎用性か専門性か。固執か譲歩か。一意専心か飛耳長目か。依存か自立か。ファシズムかアナキズムか。一括払いかリボ払いか。守か破か。破か離か。原子核か電子か。団体戦か個人戦か。居飛車か振り飛車か。メジアンか異常値か。揃い踏みか不整合か。平坦か起伏か。交響曲かアカペラか。同時和音か分散和音か。トライアドかテンションか。落語協会か立川流か。
どれも、大事にするものが決まれば、おのずと道は開けるでしょう。
<今日の本歌>
サライネス「誰も寝てはならぬ」