第1444回 トゥイッケナム・スタジオと歓喜力行団

春うらら晴れても窓は閉めたまま。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

忙しい人というのはたくさんいるもので、連絡を取ろうと思ってもなかなかつかまらなかったり、メールの返事が何日も来なかったりするし、ましてや複数のメンバーでオンラインミーティングしようとしても日程調整だけで何日もかかってしまったり、一度決めた日程が何度も変更されて一週先二週先に延びていくことも珍しくない昨今です。

昔から世間はこうだったのか、それとも最近特に顕著な現象なのかよく憶えていないのですが、そういう自分自身はどうかというと、確かに一息つく暇もないぐらい何かに忙殺されることもあるけれど、そんなことは週に何度かあるぐらいで、他はのほほんとしていることの方が多いかもしれません。えてして、用事は用事を呼ぶようで、ひとつ何か起るとそのタイミングに集中していろいろなことが発生する傾向があるようです。

ところで忙しいといっても具体的には何が大変なのだろうかと考えてみるに、たいていの場合は何か手を動かす用事に囚われている気がします。だとすればその作業を助けてくれる人や機械や道具の助けを借りることで忙しさは解消できそうです。

手でなく足を動かす用事ならば、つまりどこかへ出かけるのであれば、オンラインにしたり手紙を使うなど、媒介手段を工夫することで多少は手間を減らせるでしょう。

あるいは口を使うのに忙しい、つまり他者のと交渉や調整や相談をするのに時間を取られているとしたら、これも手段を見直す余地があればよいけれど、それがなければなかなか暇を見つけられないかもしれません。

あと使うとすれば頭でしょうか。これは何かを見聞きすることも含め、外部からの情報をインプットして、時には何かを判断したり決裁したりするもので、こうなると、何かのガイドを参考にすることはできても、基本的には自力で行うべきことなので、省力は難しいことかもしれません。忙しさをどう解決するかはこれからの時代を生き抜く大きな課題です。

そういえば、いしいひさいち氏の『バイトくん』の大好きなネタで、街頭アンケートの声掛けに対して通行人の誰もが「今いそがしい」と言って断る中、バイトくんだけ逆パターンになるというのがありました。一体本当に忙しいのは誰なのか。忙しいとはどういうことなのか。深く考えさせられます。

(A面へ)

<今日の一唱>
いしいひさいち『バイトくん』

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