第1412回 廃掃法とローリング時間窓
朝風呂に梅のフラワーソープ添へ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。
バスタブの前面部分をエプロンと呼ぶそうで、これが取り外しできることを最近知って驚愕しました。それどころか時々取り外して自分で掃除しなければならないらしく、さらにショックを受け、いつこれを外そうか悩んでいるところです。使い始めて8年超、開けられたことのない禁断の扉。一刻も早く掃除をしなければならないことは重々わかっていますが、心の準備にしばらくの猶予が必要です。
そもそも大掃除というものは面倒なものですが、やらずに済む方法がひとつあって、それは普段の小掃除を全方位的にやっておくことです。タンスの裏とか換気扇などを含めたすべての箇所を普段から小まめに掃除しておけば、あらためて大掃除などする必要はないはずです。あまり使わないような場所まで毎日掃除するのは面倒だと思われそうですが、使わない場所であれば汚れも少ないのだから軽い掃除で済むのです。掃除の範囲は広がるでしょうけれど、ひとつひとつの作業はたいした手間ではないでしょう。
そうやって日々小さな全面掃除を重ねるか、年に一度や二度まとめて大がかりな仕事をするか。どちらがよいかは事情によるのでしょうが、重要なのは、どちらがよいかをまじめに考えて必要な方法を採ることです。ITシステムの世界でいえば、オンラインとバッチの方式比較がこれに近いですね。
そういえば、『ののちゃん』の山田家では「掃除したとわかるとこだけ掃除すれば?」という提案がありました。やったことがわからないのであればやらなくても同じということでしょうか。確かに永遠に誰にも見られることがないような場所は掃除をする意味もありませんね。
<今日の一唱>
いしいひさいち『ののちゃん』