第1400回 アルジャーノンと肛門期

余寒あり仕舞つた上着出し直し。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

一方で、自分のやったことに対してわれながらたいしたものだとうぬぼれることも年に何回かはあるのです。天才的な思いつきとか、会心のギャグとか、傑作な落書きなどに感じ入り悦に入り、その瞬間は自分は神童なのではないかとほくそ笑むことも。

その思いはすぐに現実の厳しい状況に叩き伏せられるのですが、一瞬でも自分自身をそんな高みに置くことは決して悪くないことで、むしろ精神の昂揚を味わえる、一時的な成功体験、いい意味のショック療法のようなもので、心の栄養なのです。

ほんの些末な、個人的な、一時的な体験であっても、自分自身を大いに成長させる起爆剤にもなるし、重ねて積み上げるうちにかけがえのない巨大な資産となって形をなすに違いなく、自信から来る思い込みが現実の力となって身につくことにもなるはずなのです。

そういえば自らを天才と謳ったキャラクターの代表と言えばバカボンのパパですが、彼はそもそも天才として生まれ、生後数カ月で敢えて天才をやめたのでしたね。この場合はむしろ天才を超越した存在へと解脱したのでしょう。

(A面へ)

<今日の一唱>
赤塚不二夫『天才バカボン』

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