第1399回 鼻毛蜻蛉とケミカルアンカー

鬼よりも先に追い出すべき相手。大掃除こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

時々、自分で自分の愚かさに呆れて、曾てこれほどの阿呆は見たことがないと嘆くことがあります。どれほどの愚行なのかは情なくていちいち書きませんが、自分でもむしろ感心してしまうほどの蒙昧ぶりを発揮するほどです。

ここで、我愚かなりと呆れ嘆くだけに留まっていたとしたらそれこそ手の打ちようのない天下一の粗忽者であり烏滸の極みとなり果てるのでしょうが、それを冷静に観察して振り返る姿勢を見せているだけまだ救いがあります。かつ、あまりの愚劣さに舌を巻いて、まさかこんなひどいことはさすがに二度とは繰り返すことはないだろうと意識することで以後はそれより悪化することなく成長の一途を辿ることになります。

してみれば自分は利口だと思うよりもダメだと思い知る局面を積み重ねていくことで真人間に近づくことができるのでしょうか。

そういえばゲバゲバ90分でおなじみのハナ肇氏は「あんたかてアホやろ、うちかてアホや」で一世を風靡しましたね。アホであることで卑屈にならず、これをいかにバネとして活用するかを考えたいものです。

(A面へ)

<今日の一唱>
テレビ番組『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA