第1163回 ハフマン符号とミウラ折り

一押し二押し三に押し、押してダメでも押しやぶる(石ノ森章太郎『がんばれロボコン』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

部屋の中にモノが散乱している。しかるべき場所に収納したいけれど、どこも一杯で空きがない。こういう時の対応方法としては大きく言えば三通りでしょう。

まずは収納スペースを増強する。棚を増設するとか収納ボックスを買うとか、つまり空きスペースを追加する。足りないものは補充する「足し算」の発想です。

次に、モノを仕分けして要らないものを捨てる。格納すべきモノの方を減らす「引き算」です。

もう一つは、格納場所も変えず、モノも捨てずに何とか収納する方法です。布団を圧縮収納したり、服の畳み方を変えたり、組み合わせたり重ね合わせたりすることで収納スペースをより有効活用するやりかたで、これは掛け合わせでもあり、分け合いでもあり、「掛け算・割り算」と言えましょう。

何をするにもこういう方法を無意識に試すのではなく意識的に戦略として実践したいものです。

(A面へ)

<今日の一唱>
石ノ森章太郎『がんばれロボコン』NETテレビ、1974年

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