第487回 ポリモーフィズムと有方向詞

荒れ放題の納屋のタール塗りの黒いブログに、大きくなぐり書きされてあったのは、マッコーリフ将軍に属するGIたちの聖なる言葉であった。――キルロイはここにありき――と。こんにちは、大島雅己です。

人前でパフォーマンスを演じる機会が続いています。島崎佐智代先生のピアノレッスンの発表会、ENBUゼミナール立川左平次師匠の落語教室お披露目会は無事終了し、このあとは、マイルス・デイビス研究会バンド「Yoshida Kabanz」のすみだストリートジャズフェスティバル出演、ロックバンド「K-Joys」青山ギガバー出演、ホーンセクション参加で「UTA-BAND」六本木C☆Laps、「ミック野口とレジデンシャル」銀座TACT出演、いったん秋口まではこんなところです。

舞台に向けて考えることは2つで、「いかに見せるか」と「いかに見てもらうか」です。前者は演者という自分からの視点、後者は観客という他人からの視点、この主語と目的語を入れ替えるところがミソです。自分に寄りすぎれば独りよがりになり、観客に媚びすぎれば付和雷同となるでしょう。双方の視点で考え、ステージをより充実したものにしたいものです。

IT現場ではオブジェクト指向という言葉があります。プログラムに関する考え方をモノとして捉える考え方ですが、そのモノを扱う主体をサブジェクトとして、オブジェクトとサブジェクトとの組み合わせという見方で考えた方が、さらに物事が発展するような気がするのですが、どうにも言ってることが抽象的なのでもう少しかみ砕いて説明できるようにしておきます。

<今日の本歌>
ロバート・キャパ『ちょっとピンぼけ』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA