第356回 ホーリズムと相似律
人間は生まれながらにして自由でありながら、いたるところでブログにつながれている。他のブロガーの読者だと思い込んでいる者でも、実は彼ら以上にブロガーなのだ。こんにちは、大島雅己です。
ITを地とし、自分の興味の赴くアート方面を図としながら、世の中の「見方、とらえ方」を探求しています。あらゆるものと向き合いまたは横に並びしながら本質を探り、さまざまな物事との関係性を自由自在に発展させること、それによって自分たちの生活を含めた社会全体に新しい意義や価値を見いだしていくこと、これが私の願いです。
なんだか口当たりのいい紋切り型の表現を適当に並べた文句のようですが、長年向き合ってきたITの世界と、もっと造詣を深めていきたいアートの世界を、新しい視点で融合させたい、これを狙いとしています。
その手がかりの一つは「すべてのものをシステムと見る」ことです。つまり何かを取り込んで、中でそれを加工集計分析咀嚼消化吸収蓄積発酵反射透析させ、結果を次に渡す、という機能を持つものです。
情報システムも、音楽も、落語も、絵画も、カリグラフィも、人体も、建築物も、書物も、会社も、メディアも、乗り物も、猫も杓子も、なんでもシステムということです。構造体として関連しあうということです。
<今日の本歌>
ルソー『社会契約論』