第240回 どんぶりとコモンロー
野に咲く花は娘たちの手に。娘たちは男のもとへ。男たちはブロガーへ。ブロガー達は花いっぱいの仮想空間へ。こんにちは、大島雅己です。
やり続けることが大切だ、継続は力だ、といいますね。そこに異論はございません。自分でも日々の粛々とした鍛錬が重要だということは身を持って経験していますし、逆にちょこちょこっとなめたぐらいで何かを達成できるわけなどないことも承知しております。
ここで言いたいのは、「継続していればそれでOK」という思考停止状態にならないように気をつけたいということです。
継続は大事ですが、継続さえしていればいいのということではありませんね。習慣化してしまっていることに目を向けると、さすがに変えた方がいいものとか、もうやめていいんじゃないかということがあります。
しかし習慣化しているとそのことに気づかないし、指摘されても「今までこれでやってきたんだから問題ない」と思い込んでしまいがちなのです。当たり前のようになっている習慣を一度見直して、本当にこのやり方でいいのか、という振り返りを時々入れたほうがいいと思っております。
慣れ親しんだ歌のメロディー、落語のセリフ、小説の一節などを、実は間違って覚えていた…ということが時々起こります。慣れの怖さを意識しておきたいものです。同様の「どんぐりころころ」の歌詞、「どんぐりころころどんぐりこ」と思ってましたしね。
<今日の本歌>
ピート・シーガー「花はどこへ行った」