第6回 ロバート・プラントと伝言ゲーム
このブログは○×方式を応用したものです。こんにちは、大島雅己です。
何ということもなくネットをいろいろ見ていたら、ものすごく趣味が合いそうなサイトがありました。
「TAP the POP」音楽コラムのサイトです。取り扱っている題材が、自分の趣味にとても近いです。影ながら応援します!
学生時代に、ローザ・ルクセンブルクというバンドに出合いました。バンドサークルの仲間から教えてもらったのですが、サウンドを聴いたその場で惚れ込みました。他に類を見ない強烈なサウンドと歌詞、そして体に沁み入るグルーヴ感にすっかり魅了されたのです。ついにはバンドでコピーするまでに至りました。コピーバンドで演奏することが至上の快感でした。
当時の名曲で「まったくいかしたやつらだぜ」というのがありましたが、今は黒猫チェルシーがカバーしており、そちらの方が有名みたいですね。
この曲のイントロのギターのリフが、LED ZEPPELINの “Communication Breakdown” を彷彿とさせる件は当時の仲間内でよく話題になっていたものです。
ここからふと思いが巡ったのが「コミュニケーションの問題」です。もはやあらゆる場面で登場するこの問題。
実は、ITの現場でも、なんだかんだ言って、発生するトラブルの原因の大半はコミュニケーションの問題ではないのか? とよく思います。
プログラムのミスとか、コンピュータの故障などというものも当然ありますが、そういったものも含めて、よくよく突き詰めてみると、人と人との伝達ミスとか、言葉の取り違えとか、思い込みとか、連絡漏れとか、そういうものに行く着くケースが非常に多いです。
システム現場にいると悲しいかなトラブルはつきものなのですが、何か発生するたびに後で振り返りを行って、再発防止策を立てると、「手順書をきちんと書く」とか「マニュアルを最新化する」みたいなことになったりして、なんじゃそれは~とガクッとずっこけることもしばしばです。
ということは逆に、コミュニケーションに長けていることは、優秀なIT人材の重要な要件なのでしょう。プログラミングのスキルも大事ですが、コミュニケーションの方面からITを攻めるというやりかたも、大いにある得ると思っております。
<今日の本歌>
つげ義春「ねじ式」