第1550回 放電法とVMI
夏の夕解放されたアルコール。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。
四色問題という定理がありますが、四色で塗り分ける前に、まず塗り忘れをしないことがポイントだと思われます。常に全体を見渡すようにして白紙部分がないかどうかを確認することが基本ですが、このやり方では意外と見落としが発生するものです。塗ったつもりが塗れていなかったという事故も起こるかもしれません。
そうならないためには、そもそもどういう区域構成になっているかを把握しておく必要があり、それぞれ一つひとつについて塗られているかどうかを確認していくべきでしょう。各区域に番号を割り当てるなどして管理し、どこまで対応できているかが常にわかるようにしておくことも重要でしょう。四色で塗り分けられるか、五色必要なのか、三色で足りるのか、それはあとで考えればよいことです。
そういえば『天才バカボン』でピーナッツの話しがありました。全体で何粒のピーナッツがあり、今いくつまで食べたのかを管理する方法が描かれています。こうすることで誰かに横取りされてもすぐにわかるのです。たかがピーナッツと捨て置けない問題です。
<今日の一唱>
赤塚不二夫『天才バカボン』