第52回 影武者とランチェスター

わたしは機械やミカンを作ってるのではなく、ブログを書いています。こんにちは、大島雅己です。

先日の土井英司さんセミナーでも思ったのですが、「分散」というのは重要なキーワードですね。
投資の世界ではリスク回避の意味でも資産を分散することが推奨されますよね。自分のキャリアという観点でも、得意ジャンルを複数持っておく、あるいは業界や拠点を複数にまたいで活動できるようになっていると、安定感がぐっと増しますね。
器用貧乏とか虻蜂取らずなどという言葉もありますが、一つのジャンル、一つの世界だけで勝負するというのは、姿勢としては美しいと思うのですが、リスクを考えると不安があります。

IT現場ではリスク対策は必須の事項です。あらゆる観点からリスクを想定して手を打つ必要があり、分散というのはポイントの一つです。データを二重で管理しておく。サーバをダブルで用意しておく。東京と大阪と2拠点で同じシステムを運用する。いつ何が起きても元の状態を担保できることが重要です(どこまで手を回しておくかは、そのデータやシステムの重要度によりますが)。

最終的には、自分という究極の資産をどうするか、というところに至りますね。特にクリエイターや個人事業者のような人は心配ですよね。自分自身は分散できないし…。自分が持っているノウハウや経験をあちこちに記録したり伝授したりしておく、ということになるのでしょうか。将来的にはAIがそこに適用されることになるのかな。ミツ夫くんのコピーロボットがあればどんなにかいいでしょうね。

<今日の本歌>
小山内美江子「3年B組金八先生」第2シリーズ

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