五円玉荊棘（うばら）の中に投げ込みぬ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 ツノのある獣と、足あとと、手の図。ひときわ目立って大きな家畜の姿。傑出したもの。抜きんでたもの。優れたもの。唯一の存在。いけにえ。さて、 […]

宝鐸草（ほうちゃくそう）中身を覗き見たくなり。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 上に注ぎ口のついた、穀物を入れる大きなふくろの図。さて、この一字は？ （Ａ面へ） ＜今日の一推＞ シュレディンガー『生命とは何か […]

まだ聴かぬ初音のひびき口ずさむ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 ものを左右二つに切り離している図。切りはなすこと。区切ること。割ること。売ること。押し開くこと。勝負がつかないのをおさめること。あきらかにする […]

鳥風に吹かれブルゾン腰に巻き。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 がけ下に二本の草木のある軍門と、あしあとの図。軍行でめぐり歩く所。次から次へと経過していくこと。経過してきたあと。ありありと、はっきりとしている […]

都会にもうすらひを踏む場所があり。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 礼器と斧の図。斧を使って礼器を作ること。ものを作る職人の意。技巧や技術。工夫して考え出すこと、くわだてること。一族の統率者。さて、この一字は […]

昼なかの人多く見え煤逃げか。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 祝祷を収める器をつけた標木と、小さなこどもの図。神の支配を示す木の下でそのこどもを聖化し命を保障する儀礼の意。生き延びる、生き残ること。たもつこと […]

藪巻をてんてんと見る電車窓。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 いけにえに使う犬の肉と、燃える火の図。犬の肉を焼いてその脂が燃える意で、占いの様子を表す。状態をあらわす語。その通りである、そのようであること。し […]

洗髪の紙漉くやうに扱へり。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 呪玉から光が放射している図。魂振りの儀礼の様子。次々に変化すること。取り替える、入れ替わる、交換すること。手軽、やすらかなこと。平であること。整える […]

鰤起こし鳴つて猫耳ピンと立て。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 屋上で木が交差している建物と、その下に両手の図、さらに子弟の姿。若者が年長者から教えを受ける場を表す。知ること、悟ること。知識や研究方法の総称。 […]