2020-06-06 / 最終更新日時 : 2020-06-06 wpmaster 構造 第1158回 度量衡とエポキシレジン 誰もがスプーン一杯のことで争っているんだ。あのスプーンの(ウィリー・デクスン『スプーンフル』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 大匙一杯は液体15ミリリットルの体積に相当します。食塩だと約18グラムです。米 […]
2020-06-05 / 最終更新日時 : 2020-06-05 wpmaster スキルアップ 第1157回 マリンスノーと呉下の阿蒙 あなうなぎいづくの山乃いもとせをさかれて後に身をこがすとハ(蜀山人)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 山芋は鰻になるとのことで、物事が急に姿を変えることがある例えのようです。士別れて三日、即ち更に刮目して相 […]
2020-06-04 / 最終更新日時 : 2020-06-04 wpmaster 構造 第1156回 ペトロフ事件と存在論的ニヒリズム 有る時は蟻が有り、無い時は梨も無し(出典不明)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「ある」は動詞で「ない」は形容詞といいますが、どちらも状態を表す相対する言葉なのに働きが違うのは何故でしょう。それはともかく、 […]
2020-06-03 / 最終更新日時 : 2020-06-03 wpmaster 構造 第1155回 人馬宮とオーバーロード 私は用を前に当て、あとからつうっと先へ行く者でござる(狂言『松楪』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 宅配荷物の段ボール箱に、開封用のミシン目が入っていることがありますが、その下につうっと矢印が並んでいると […]
2020-06-02 / 最終更新日時 : 2020-06-02 wpmaster 構造 第1154回 同形三復とΑΩ つぎつぎと生産することばかりに熱心で、あとしまつに頭を使うのは、だれもがいやがっていたのだ(星新一『おーい でてこーい』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 しまつとは始末、始点と結末であり、すなわち首尾、始 […]
2020-06-01 / 最終更新日時 : 2020-06-01 wpmaster 構造 第1153回 五位百法とアッブタスッタ 人は皆、有用の用を知るも、無用の用を知ること莫きなり(『荘子』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 無用であっても不用とはいえない。非常であっても無常にはあたらない。無言なのに不言ではない。未完成だけれど不完 […]
2020-05-31 / 最終更新日時 : 2023-12-03 wpmaster 言葉 第1152回 王権神授説とダブリンコア 常識っていうやつとおさらばした時に自由という名の切符が手に入る(笠井紀美子『ハッピーじゃないか』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 常識で考えればわかるだろうとか、常識の範囲内でお願いしますなどと言われると […]
2020-05-30 / 最終更新日時 : 2020-05-30 wpmaster 構造 第1151回 ウェヌスのえくぼとジョルダン曲線 ビヤホール背後に人の増えきたり(八木林之助)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 背中の背の古形は「そ」だそうで、これは「そと」から来ているとのこと。「せ」「そ」「と」「そと」「そとも」は自分とは反対に向かうも […]
2020-05-29 / 最終更新日時 : 2020-05-29 wpmaster 構造 第1150回 キトラ古墳とオストワルト表 あたくしは四神剣の掛け合い人でございます(落語『百川』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 四神といえば東方青龍・南方朱雀・西方白虎・北方玄武で、季節にすれば春夏秋冬であり、五行なら木火金土、ほか易とか神とか […]
2020-05-28 / 最終更新日時 : 2020-05-28 wpmaster 構造 第1149回 行為無価値とホトレジスト 敵かな? 味方かな?(『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 何かを目の前にした時、それが「何に使えるか」「どんな価値があるか」と考えることはありますが、さらに踏み込む […]