2020-02-27 / 最終更新日時 : 2020-02-27 wpmaster service 第1057回 アーカーシャと酸化還元反応 ふけにけり音せぬ月に水さび江の棚無し小舟ひとり流れて(心敬)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 水垢と聞くと不潔なイメージが際立つて嫌悪感を招くけれど、「みさび」と来ると寂寞感や枯淡美を喚起させます。これは「 […]
2020-02-26 / 最終更新日時 : 2020-02-26 wpmaster IT戦略 第1056回 全会一致幻想とフトゥリズモ 流行りの服も生き方も疲れるだけさ(中村雅俊)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 流行や潮流に振り回されたくはないけれど、完全に無視するわけにもいかず、かといつてトレンドウォッチみたいなことをしたりブームに迎合 […]
2020-02-25 / 最終更新日時 : 2020-02-25 wpmaster ガバナンス 第1055回 自性清浄とトローペ理論 万のこと皆もつて、そらごと、たわごと、真実あることなし(『歎異抄』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 常に真実を見極めることが大事である、と自分に言ひ聞かせてゐますが、わかつてゐても簡単ではないことです。な […]
2020-02-24 / 最終更新日時 : 2020-02-24 wpmaster コミュニケーション 第1054回 ニュルンベルク綱領と無知のヴェール その正義とやらは おまえ達だけの正義ではないのか(さいとう・たかを『ゴルゴ13』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 自分で正義だと思つてゐても他人から見たら悪かもしれない。この想像力は重要でせう。自分にとつ […]
2020-02-23 / 最終更新日時 : 2020-02-23 wpmaster 構造 第1053回 単色収差とホーリズム 近づけば向きあちこちや梅の花(三橋敏雄)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 多くの花は群がつて咲くのであり、全体でひと固まりと捉へれば花といふより花群とか花塊になつてゐるわけですが、それを眺める時、一本一本の […]
2020-02-22 / 最終更新日時 : 2020-02-22 wpmaster service 第1052回 ウーシアと結婚定理 桃李もの言はざれども下自ら蹊を成す(『史記』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 どんなに素晴らしいものがあつたとしてもその存在が誰にも知られてゐなければ、ないのと同じことなのかもしれません。しかし、決して存 […]
2020-02-21 / 最終更新日時 : 2020-02-21 wpmaster 構造 第1051回 フレーバー相補性とイエローママ とにかく飛び切りの美少女さ、迂闊に近寄れば感電死(イモ欽トリオ『ハイスクール・ララバイ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 ここで感電死と言つてゐるのは身体に電撃が走つたかのやうなショックを受けて意識が朦朧 […]
2020-02-20 / 最終更新日時 : 2020-02-20 wpmaster 構造 第1050回 侵入思考と認知ドメイン 春来ぬと人はいへども鶯の鳴かぬかぎりはあらじとぞ思ふ(壬生忠岑)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。 思ひ込みに囚はれないために心がけてゐるのは、すべてを素直に受け入れること、かつ、すべてを疑ふことです。相反す […]
2020-02-19 / 最終更新日時 : 2020-02-19 wpmaster プロジェクト管理 第1049回 チャタムハウスと公訴時効 下手に隱し立てすつと、この野郎、おつ放り返すぞ(古典落語『木乃伊とり』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。 隠し事はバレるものです。世の中にバレたことのない隠し事など存在しないはづです。もしあつたとしてもバレ […]
2020-02-18 / 最終更新日時 : 2020-02-18 wpmaster 構造 第1048回 エンハンサーと不動の動者 私は哀れな彷徨ひ人だ。この苦しみの世界を旅するのだ(聖歌『ウェイフェアリング・ストレンジャー』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。 戦記映画や歴史映像を観るたびに、人は何故争ふのかと悩みます。本能なのか、情動 […]