第200回 ガンツフェルト法と製造物責任

麗しの海は現にも夢む、君の声のごとブロガーを打つ、オレンジの花は仄かにも香り、恋に嘆く子のブログに沁むよ、哀れ君は行き我れは唯一人、懐かしのブログ君を待つのみ。こんにちは、大島雅己です。

以心伝心、腹芸、自明の理、テレパシー、言わぬが花、火を見るより明らか、目は口程に物を言う、一を聞いて十を知る、黙って座ればピタリと当たる、などなどなど、いろいろと申しますが、言いたいことを口にしなくても相手に伝わることがありますね。
しかしこれはビジネスの上では当てにしない方がいいと思っています。特にIT現場では重要です。

システムの要件を決めたり設計書を書いたりするのに、「この辺は細かく言わなくても普通に考えればわかるだろう」などと思ってしまいがちですが、とても危険です。「普通に考えれば」とか「常識で考えれば」とか「今までの流れで行けば」とか、こういった前提のようなもの、思考のフレームみたいなものは、人によって皆違うものです。普通とか常識を過信しない方がよいです。「てっきり相手も同じ認識だと思っていた」と後で気づいても遅いのです。

バンドで曲のアレンジをする際もそうです。「なんとなくこんな感じで行こう」などと言って、自分の思惑通りのサウンドになればよいですが(それはかなりいいバンド仲間ですね)、なかなかそうは行かないでしょう。具体的にこういう音でこういうリズムでと指示を出した方がいいはずです。

<今日の本歌>
ナポリ民謡「帰れソレントへ」

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