第160回 フラクショナル・オーナーシップと借地借家法

とまれ、自分自身のブログとは何ぞやと問い続けてゆくことは、自分とは一体何様かと探ねつつ歩いてゆくことに他ならないのではないか、などと思えてしかたのない今日このごろです。こんにちは、大島雅己です。

これからの時代、古い観念や固まった習慣にしがみついていては生きていけない…などということを耳にします。目まぐるしく変わっていく世界についていく身のこなしが必要であると。そのためには、常に自分がやるべきこと、やりたいことを追求し、それを実践していくこと。内省と行動を繰り返していくことだと。そうしてPDCAを高速で回しながら常に動き続けていくべしと。

であるならば、身の回りの様々なアイテムも臨機応変にチェンジできる状態が望ましいということになりそうです。家もオフィスも車も広くシェアリングサービスで必要に応じて変えていく。モノの売買は誰でもネットで手軽に完結。

そうなるとITの世界も、大規模なガチガチのシステムにいつまでもかまけていられないという状況になってしまうかもしれません。クラウドコンピュータやビッグデータ技術などの日々の進化は目覚ましく、もはや自前で巨大なIT資産を抱え続ける理由はなくなりつつあるようです。となるとIT部門、保守要員、運用部隊といった人材も自社で持つのでなく、レンタルで回していく時代になるのでしょうか。意志を持つキーマンだけが存在し、それを取り巻くメンバーは常にその時々の旬の人材が手配されるような…?

恐らくそのようなITはどこかで破綻する気がします(理由はおいおい書いていきます)が、破綻しても仕方ないという前提で、その範囲内で利用していくのでしょう。

ローリングストーンズで歌うミックジャガーが大好きなのですが、ソロワークでの彼には今一つ魅力を感じません。ストーンズのバンドとしての魅力は効率化も仮想化も簡素化もできないのです。

<今日の本歌>
小山大宣「JAZZ THEORY WORKSHOP」

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