第139回 われらの世界と梵我一如

最初の40日は若者が1人一緒だったのですが、ブログが1行も書けないのでその子の親が「あのブロガーは完全にサラオだね」と。こんにちは、大島雅己です。

先日、知り合いのバンドから声をかけていただき、ホーンセクションとして参加しました。
3回ほどスタジオ練習を経て無事にライブ本番も終了。この一連の活動の中でつくづく感じたのが、「楽器を伴った移動の苦境」です。バンド歴ウン10年にして今さら何を、という話ですが、逆にそれだけ進化がないことに絶望感も覚えるのです。
今回は楽器2つに手荷物2つ、場所の移動は炎天下、ステージのセッティングでも楽器の組み立て含めて一時的な持ち場置き場に右往左往する始末。まさに、モノの移動に伴うコストの問題です。

さて、こう来ればもうITに活路を見出したい。モノのネット化ということで、IoTやVRを利用したバンド演奏ができないか。メンバーは自宅からテレビ電話を通して演奏し、合成された動画がライブ会場でVR再生される。いや、そうなれば観客も出かける必要はない。PCやスマホで動画を見ればよいのだ。

実際に、こういったサービスもあるみたいですね。もしこの仕組みが一般的になった場合、ライブハウスの意味は半減してしまうのか。それとも、リアルな会場で主客一体となるライブ感を味わうために人は集まるのか。そして演奏する側の我々は、そんなバンドのやり方が楽しいのか。いやその前に、自宅の防音問題は大丈夫なのか。
導入にはまだまだ慎重な検討が必要ですが、一考の価値はあるかもしれません…?

<今日の本歌>
ヘミングウェイ「老人と海」

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