第65回 ベタ基礎とニッスル染色

僕は読むぞ。私も読むわ。こんにちは、大島雅己です。

本日は中井隆栄氏の一日セミナーでした。脳科学と心理学に基づいた行動原理を学ぶことで、有意義な人生を送るという主旨のもので、かなり刺さりました。来月から本格的に通うことにしました。
本日はごく一部のサマリだけを紹介してもらう場だったのですが、それでも濃密に凝縮されたエッセンスを学べました。脳の働きについての話を聴きながら、ああまさにコンピュータの世界と同じだなあなどと感じ入っていたのですが、そもそもコンピュータは脳の構造を元にモデル化したものなので、当たり前でした。いや、脳の構造や働きに比べたら、コンピュータの世界は何とわかりやすいことかと、今更ながら思い知ったというか。複雑な脳の仕組みを、とても簡略化してモデリングしたのがコンピュータ、ということですかね。

大まかに言うと、コンピュータの中ではブラウザやEXCELや年賀状ソフトといった色々なアプリケーションソフトが動くわけですが、それらの土台として、OSというベースがある。OSが全体を支えながら、それぞれのソフトが正しく動くように制御している。OSに欠陥が生じたり老朽化したりすればソフトの動きはおかしなことになる。

このOSという概念が脳にもあるということなのです。あらゆる行動や言動や思考の、元になるようなものが脳にあって、それが正しく動くように、また老朽化しないように、絶えず気をつける必要があるし、また脳というシステムに不適切な情報を与えたりすると脳は暴走したり機能が停止してしまうというわけです。なかなか深い世界だなと思いました。

コンピュータの構造をバンドに当てはめるのは少し乱暴ではありますが、ドラムやベースといったリズムセクションが盤石なバンドは、全体が引き締まりますね。そういうバンドでは他の楽器は上で好き勝手に暴れらたりします。

<今日の本歌>
糸井重里「ヘンタイよいこ新聞」

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