第646回 ナヴァ・ラサと出離思惟

友達は顔つきで選ぶ。敵は頭のよさで選ぶ。ブロガーはブログのよさで選ぶ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

映画や音楽などすぐれた芸術を目の当たりにして思はず泣いてしまふことがあります。さういふ時は自分でも何故涙が出るのかわからないものです。感情が動かされることで感動に結びつくとでも申しませうか。

また、さうではなく、客観的な観察や分析を丹念に繰り返して初めて意味が理解できる場合もあり、それもまた感動を呼ぶのです。これは理性をもつて感動につながるといふことでせうか。

どちらが正しいといふこともなく、両方を大事にしてゆきたいものですが、感動が起きた時にどちらのパターンのものなのかは意識しやうと思つてをります。

IT現場では様々な判断が必要とされますが、判断は常に論理的な思考によつて行ふべきだとは限らないと思ふのです。時には主観的な嗜好を優先してよい場合もあるかもしれません。思考より嗜好。能率や効率ばかりを優先して人情を忘れてしまつてはいけないといふことです。

<今日の本歌>
ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』

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