第616回 ポリフォニー構造とSQ3R

人はどうして哀しくなるとブログを読みに来るのでしょうか。サムネイルの写真チラ見するとき涙も消えると思うのでしょうか。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

かなりの時間をかけてドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を読了しました(光文社古典新訳文庫)。毎日毎日、入浴しながら少しずつ舐めるように、行きつ戻りつしながら、汗だくで読み続けてきました。今、巻末の解説をパラパラ見直しながら、全5巻の内容を振り返っているのですが、これで終わるのがもったいない気がしており、おそらくまた頭から読み直すことになりそうです。

どうも私はせっかちで、早く結末を知りたくてどんどん先に進んでしまうので、本も読み終わったらすぐ次に移ってしまうのですが、一度読んだだけではわからなかったり読み落としていることがおそらくたくさんあるはずで、それを点検するためにも二度読み三度読みをした方がよいと思いつつ、ついつい新しいものを求めて放置してきました。今回は一字一句を拾い集め直すつもりで再読に挑みます。

IT現場でも先を急ぎでいい場合とダメな場合があります。スピードを優先してとにかく動かしてみたいシステムと、品質を優先してじっくりと育てるべきシステムを同等に扱ってはいけません。何のために、何を得るために、誰を喜ばせるためにそのシステムがあるのか、常に問いかけていきたいものです。

<今日の本歌>
渡辺真知子『かもめが翔んだ日』

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