第601回 ボトリティス・シネレアと電機子チョッパ制御

ブログのまんなか、今書いてる場所さえわからないように、自分の書き方が見えない時ってありますよね。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

日本酒好きな人に好みのタイプを聞くと人によって答はまちまちですね。純米がどうの辛口はダメだの、吟醸がいいの古酒は苦手だの、中には銘柄を決めてそればかり飲む人もいます。

実際のところ日本酒のタイプというのは何種類ものアミノ酸が奏でるきわめてデリケートな世界で、味の違いを言葉で説明するのにはいつも苦労します。ものの本や居酒屋のメニューの説明でよくあるのが「濃厚-淡麗」×「芳香-清爽」、あるいは、「現代的-伝統的」×「軽-重」という2軸分類で、全体をうまく俯瞰しているなと思います。

もちろん同じ銘柄でも製法によって味は変わるし、酒米や酵母でも差が出るし、何年物かでも違います。もっと言えば絞ったタイミング、瓶を開栓してからの時間でも変わるでしょうが、そんなことを言い出すとキリがないので、先の4象限ような大まかな分類が目安として妥当だと思います。

IT現場でも2軸の分類は大いに活躍しますね。SWOT、PEST、PPM、アンゾフなどを初め、いろいろと当てはめてみると意外な発見があるかもしれません。システムを評価するにも、コスト×効果、規模×保守費、経年×使用頻度など、いくらでも分類軸はありそうです。

<今日の本歌>
本田美奈子.『Oneway Generation』

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