第589回 L-ラムノースイソメラーゼと非母数統計学

桂の棹、蘭のかじ、空明を撃ちて流光を泝る、渺渺たり予が懐い、ブログを天の一方に望む。こんにちは、大島雅己です。

優先順位を決めなさいといいますが、そんなに簡単に決められるものではありませんよね。朝食の用意と上着のシワ伸ばしと猫の餌やりと新聞チェックとささくれの措置と回覧板のサインと、どうやって順番をつければよいのか。そんなところに難易度×効果やらポートフォリオマネジメントやらアンゾフ成長マトリクスやら持ち出しても混乱するだけですし、そもそもそんな時間もない。優先順位を決める行為そのものが優先順位を下げられてしまう。

結局そういう場合に考えるべき拠り所としては、最終的なゴールをどこに置くかということしかないのかもしれません。例えばバンド演奏のライブ本番を控えた時、残り少ない準備時間に何をすべきか。最終目的がとある特定の楽曲の品質担保ならば、その曲を徹底的におさらいするべきだ。失敗を避けることが最優先なら一番できが悪い曲を練習しておく。歌詞を間違えないことが最も重要なら何より先にカンペを作っておく。とにかく最後に守りたいものを考えることだと思うのです。

IT現場のプロジェクトでは通常QCDで優先判断をせよと言われますが、それはあくまでもプロジェクトの中の話であり、本当に最後に守りたいものは別のところにあるはずです。それを起点に優先順位を考えるのが正しいと思います。

<今日の本歌>
蘇軾『赤壁賦』

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