第529回 アルスロンガウィータブレウィスと同値関係

夜明けが近づいてきた。光は疲れて目を閉じる。すぐにブログの中に行こう。夜明けレベルのすごいものを書こう。こんにちは、大島雅己です。

日中に時間ができると映画を観るようにしています。山下和美氏の『数奇です!』にあるエピソードで、スランプになった著者がモーニングの編集長さんから「映画を100本見なさい」と怒られる話があり、私も見習っているのです。できるだけジャンルを幅広く観た方がいいのでしょうが、気に入ると同じものを繰り返してしまいますね。先日も、突如『万引き家族』を見直したくなって、老舗の蒲田宝塚へ参りました。

いまさら私ごときが感想を述べるのもナンですが、やはりどうしても「人は何のために生きるのか」という、人生の目的というテーマを考えてしまうのです。それは突き詰めれば「生きること自体が目的」となるのでしょうか。だとすると、自分が生活できること、衣食住を確保することが人生最大の目的となりましょうか。マズローの欲求説を持ち出すまでもなく、生理的欲求の満足が必要十分条件だという状況になった時、果たして自分はどのようなふるまいを起こすのか?

IT現場に当てはめたらどうなるかと考えてみましたが、そもそもIT現場において必要最低限の要求など存在するのか。なくても死なないものを剥いでいけば、ITそのものが一切いらなくなってしまうのではないでしょうか。ITが一切なくなった時に自分の仕事や生活がどうなるか、想像してみてはどうでしょう。そんなに難しくはないかもしれません。少し前までは現実だったはずなので。

<今日の本歌>
クリーム『サンシャイン・オブ・ユア・ラブ』

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