第30回 ゲッターロボと大福帳

さて賢者に問う、汝如何にして彼の地より来たりし。こんにちは、大島雅己です。

ITの現場でよく悩むことが、集中と分散です。
例えば複数の画面に同じ情報を出す場合、その情報は画面の分だけ同じものを用意するのか。それとも一つだけ用意しておいて共用するか。
画面の分だけ用意するとなると、同じものをいくつも持つことになります。もし内容を変更したい場合、その数だけ変更しなければなりません。
一つを共用するようにしてあれば、変更も一回ですみます。
しかし、画面ごとに内容を分けたくなった場合のことを考えると、分けて持っておいた方がいいですね。

ものをなるべく集中管理しておくか、分散管理しておくか。
この問題は正解はなく、やはりどこまでどういうケースを想定しておくかがポイントで、それに沿った設計にしておくべきですが、長期的な観点で言えば、分散型にしておく方がよいと思っています。
それは、あとでシステムを変更する時に、分散型の方が明らかにやりやすいからです。集中型のシステムは、規模が大きくなってくると、あとで変更したくなった時に苦労します。

とはいえ、分散型の方がコストがかかる、という問題があるかもしれません。将来的に大きな変更が入る見込みがないのにコストをかけて分散型にするのは得策ではない、というケースもありえましょう。
やはり経営方針や業務内容から、しかるべきIT戦略を考えるべし、ということになりますね…。

この話でいつも思い出すのが諸星大二郎氏の「生物都市」なのです。あらゆる生物とモノが融合してしまうという話で、生命の本質的なあり方とは何かを問う傑作です。でも怖い。こわ面白いです。

<今日の本歌>
いしいひさいち「バイトくん」

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