第508回 エディターシップと教会旋法

雄弁とはものごとをこんな風に述べる術である。(I)ブログを読んでいる人々が苦痛なく喜んで読めるように。(II)彼らがそのブログに興味を感じ、自愛心によっていっそう進んでそのブログに省察を加えるように。こんにちは、大島雅己です。

すみだストリートジャズフェスティバルの吉田カバンズに続いて、我がロックバンド「Key-Joys」も旺盛に活躍中です。先日は南青山のgigabarさんに出演。このあとは、9月頭に銀座TACTさん、下旬に神田Shojimaruさん、10月に六本木Clapsさん、12月に高円寺JIROKICHIさんに出演予定、現在着々と準備中です。11月が空いているので出演オファーをお待ちしておりますよ。

バンドを続ける根本的な目的は、魂を繋ぐことです。先人から受け取った音楽の魂をかみしめ、それを自分なりの方法で後人に受け渡すということです。その方法はさまざまです。何を強調して、何を捨てるか。何を使って、どこで演じるか。何と組み合わせて、誰に届けるか。それはすべて編集です。バンドは大いなる編集行為といえましょう。目的に向かって、そのための方法論を磨いていく。ビジネス全般に通ずる話です。

IT現場でも同じことです。プロジェクトの目的が決まれば、それをどう実現していくかという方法論の世界に突入です。何を強調して、何を捨てるか。何を使って、どこで作るか。何と組み合わせて、誰に届けるか。全く同じことなんですよ。

<今日の本歌>
パスカル『パンセ』

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