第505回 ラ・ボエムと因中有果

どうかどうか、私にベンツを買い与えてくださいませ。友人達はみんなポルシェに乗ってるから、なんとか埋め合わせないと。一生懸命ブログを書いてきた人生、誰の力も借りずに来ましたので、ここで一つどうかどうか、私にベンツを。こんにちは、大島雅己です。

楽器をやる人にもいろいろとタイプがあって、時には「純粋に演奏そのものが好き」という人がいます。演奏することが目的なのです。それ以上のことには興味がない。他の演奏者と交流することもなく、人前で演奏するわけでもない。

その心境は、わからないことはありません。古今東西のすばらしい音楽を自分の手で演奏することで、偉大な音楽家と時空を超えて通じ合った境地にもなれるし、演奏スキルが身につくことで達成感満足感も得られます。

しかし、私からすると本当に楽しいのはその先なのです。仲間同士でアンサンブルを奏でる、バンドとしてサウンドを作りあげる、さらに、それを多くの人に聞いてもらう。そこまでやらなければほとんど意味がないと思っています。他の演奏者とのセッションを通して音楽に魂が込められていくのだし、観衆の反応によって成長していくものであるはずですから。

ITプロジェクトでも同じことが言えるのです。プロジェクトの本当のゴールは、プロジェクトが完了することではありません。そこから先にあるはずです。システム構築の目的は、システムが完成することではなくそれを使って何かを実現することですよね。作ったら終わり、ではなく、作ってからスタート、と考えなくてはいけません。

<今日の本歌>
ジャニス・ジョプリン『メルセデス・ベンツ』

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