第499回 ツェルニー30番とメバロン酸経路

まあどんなにヘタレでも都会に住んでると多少いろいろとわかってくるというもんでしてブログが書いたりなんかして、なんだかんだで今年190歳になりました。こんにちは、大島雅己です。

ピアノのレッスンに通って10年ぐらいになりますが、思うがままにピアノを操っているというには程遠い状況です。初めて弾く曲はまるで幼児が歩みを覚えるようにゆっくりハイハイから始めてつかまり立ちを経てようやく一人立ちできてやっとどうにかこうにか自力で歩けるようになったかと思っても、新しい曲に取り掛かればまたハイハイからの繰り返し。それができるようになる頃には一つ前の曲はだいぶ弾けなくなっている。こんなことで進歩していけるのかと日々不安に陥っています。

先生が言うには、手にじわじわとピアノ筋がついてきており弾き方もいい方向にむかっているというので、そんなものかなあと思ってもいますが、まあ考えてみれば1日にせいぜい1、2時間程度の練習でそう簡単にペラペラになれるわけもないので、あせらずたゆまずおこたらず粛々と日々の練習を積み重ねます。

ビジネスの世界でも、一発逆転ホームランを狙う気はさらさらなく、煉瓦をひとつずつ積み重ねるようなやり方を心がけています。IT現場でも同じく、ウルトラCも神風も期待するものではありません。金をつぎ込んで優秀な開発ベンダーや天才プログラマーをどんなに集めたって、それだけですごいシステムがパパッと開発できるなどという短絡的な考えは捨てましょう。要件の整理とか業務の見直しとか集客の計画とか運用の手配とか、やるべきすべてのことが丁寧に積み重ねられていなければ、ヒトモノカネの壮大な無駄遣いになりますよ。

<今日の本歌>
作者不詳『大鏡』

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