第491回 三題噺とブロッキング

趣味が悪いねとまわりの読者は言いますが、だけどブログはいつだって答があるわけじゃないのです。こんにちは、大島雅己です。

やや乱暴な分け方ですが、何かをしようとする時のアプローチとして、アドリブ的方法とリハーサル的方法のどちらがよいかを考えます。前者は準備にパワーをかけずに思いつきレベルで進めるやりかた。後者は入念に準備、練習を重ねてから臨むというものです。

自分の性格は明らかに前者向きです。コツコツ練習することが苦手だし、その場の状況を見ながら臨機応変に進めるのが性に合っている。バンドの練習も嫌いで、譜面通りの演奏をするよりアドリブで勝負したい。イベントの司会を頼まれれば台本棒読みのそつない進行よりもぶっつけ本番のフリートークの方が好きです。

したがって、何事も長続きせず実力に伸び悩み、内容は等閑になりやすく、大事な時に失敗するリスクに怯える。ジャズのソロパートや内輪の集会ぐらいなら何とかなっても、クラシックピアノや冠婚葬祭の式典では歯が立ちません。だから二つの手法を適切に使い分けなければいけないと反省しています。

IT現場でも同じく、計画立てて粛々と積み上げて行く部分と、高速で試しながらぐるぐると回していく部分は意識的に区別して考えるべきで、これを混同すると大変なことになります。それには、今やっていることについて、どこに一番比重をかけるべきかを把握することが目安となるはずです。品質が最優先なら入念に進めなければならないでしょうが、スピードが命ならば柔軟な姿勢が求められるでしょう。

<今日の本歌>
うしろゆびさされ組『うしろゆびさされ組』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA