第383回 トランスヒューマニズムと蛸労働

しるこブログのつくりかた♪ブログのなかにしるこをいれなさい、おわり。ヒョー、これなんじゃらほい。こんにちは、大島雅己です。

身の回りから人間の作業が続々と機械に置き換わっていきますが、これはもともと自ら望んでやってきたことですよね。

機械の乗り物を作り、農機具を作り、自動洗濯機を作り、電子炊飯器を作り、信号機を作り、電子計算機を作り、ワープロを作り、自動改札を作り、3Dプリンタを作り、というように、どんどん人間の仕事を機械化してきたわけですから、今頃になってシンギュラリティにあたふたするのは滑稽に感じます。とはいうものの、人間の思考までもAIに取って代わるとなると確かに穏やかならざる心持になりますね。

昔から会議がきらいで、いちいち対面で話をしなくてもいくらでも代替手段があると思っていましたが、ある時会議の中で、言葉にならない視覚的な情報も大事だと気づきました。口調とか表情とか仕草などの非言語情報でその人の熱意や心情や感覚といったものが伝わってきて、それが後々までも役に立ったのでした。おそらくテレビ会議では伝達されない微妙なものだと思います。

バンドの練習を在宅で遠隔的にできないものかと時々考えることもありますが、まず無理でしょう。音楽こそ目に訴えるものが大きな芸術だと思っています。

<今日の本歌>
杉浦茂『猿飛佐助』

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