第325回 フルクサスと寡占論

ブログ?/いいもんですよ/最後まで/ちゃんと読んでもらえればね/実をいうと/人生と言うのはとても短い/ブログはけっこう長いのにね/こんにちは、大島雅己です。

情報システムの開発プロジェクトでは、昨日の話とは逆方向の悲劇もあります。開発側の都合で、プロジェクトを止めざるを得ないような場合です。想定外のリスクが勃発してしまったりして、これ以上進めても負の資産になることが見えていて、最初から作り直すか元通りに戻すしかないという悲惨な状況です。どちらにしても、ヒト・モノ・カネの大損害で、場合によっては会社の社会的信用やブランドイメージの毀損にもつながるかもしれません。

たいていは、リスクを読み切れていなかったことが原因です。こうならないためには、あらかじめどれだけリスクを想定できるか、それに対する代替策つまりコンティンジェンシー計画を立てられるかにかかっているといってよいと思います。

バンド演奏中にメンバーが曲の進行を見失うことはよくあることです。特にあまり構成がカチッしていないジャズのような曲だと、アドリブが続いたあとどうやって普通に戻るか、あるいは曲を終わらせるか誰も判断できなくなることもあります。だから演奏前に、こうなった場合はああしようというコンティンジェンシー計画が必要なのです。

<今日の本歌>
ジュール・ラフォルグ『最後から2番目の言葉』

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