第321回 リベラル・アーツと竹簡孫子

独立記念日の週末、アーカンサスのフォーダイスにある4DICE(フォーダイス・レストラン)にランチに寄ったのは何故だったかな。こんにちは、大島雅己です。

大学をどうにか卒業して就職すると想定外の情報システム部門に配属されました。学生時代に数回挫折したコンピュータにまた付き合うのか、と落胆していると周囲の仲間も「2進数って何?」とか「わたし文系なのに」と大騒ぎでした。

あれから25年以上情報システムに関わってきて思うのは、「ITを仕切るスキルに特殊なスキルは関係なし」ということです。文系も理系も関係ありませんね。コンピューター方面の知識があるにこしたことはない、というぐらいです。いや、中途半端な知識があるぐらいなら純真に何も知らない方が素直でよいかもしれません。

ITというものが組織にとってどういう働きをするものか、すべきものか、ということについて、様々な情報を全方位的に取り込みながら判断できることが重要で、そのために必要な知識等を提供してくれる優秀なスタッフを集めるべきだと思います。

バンドマンは基本的に音楽ができる人がやるものですが、バンドをマネジメントしたり、バンドを売り込んだり、バンドの戦略を考えることは、音楽に詳しくなくてもできるはずなのです。

<今日の本歌>
キース・リチャーズ『ライフ』

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